仏壇はモダンに進化!仏壇の向き・祀り方も

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終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は仏壇の種類や祀り方についてご案内いたします。

仏壇について

もともと仏壇に全く興味がなく、何のためにあるのかを漠然としか知らなかったこともあり、ただ家の中でやたら場所を占領している棚(仏壇をお持ちの方には、すみません。)くらいの認識しかありませんでした。

ですが、以前の記事(近年増えている永代供養とは?永代供養墓の種類・従来のお墓との違いなど)で「手元供養」について触れたときに、「自宅で供養するのには仏壇か仏壇に準ずるものが必要だよね・・・?」とふと気づき、今回取り上げてみようと思いました。

そもそも仏壇とは?

ご本尊(仏像)と位牌*を安置してお参りし、ご先祖様を供養するための祭壇です

*位牌 → 故人の戒名(かいみょう)を書いた木の札。戒名はお坊さんが故人に与える名前のこと。

自宅に設ける小さなお寺、とも言えます。

ちなみに、日本の約半数の世帯が仏壇を持っているそうです。

意外に多くありませんか?

仏壇の種類と費用目安

主に次の三種類です。

金仏壇(塗り仏壇)

金箔や金粉で装飾された仏壇です。

宗派により内部の形に違いがあります。

サイズは50・70・100・120・150・200代で表します。

この代というのは、ご本尊左右の掛軸の大きさの単位で、中に掛軸を三幅掛けられるサイズという意味です。

50代で約48cmです。

費用:100万円~

唐木仏壇

木目調の仏壇です。

材料は輸入銘木・国産銘木・白木に木目印刷したものまで様々であるため、価値も材料により変わります。

宗派による違いはありません。

費用:70万円~

モダン仏壇

洋間に合うように作られた仏壇です。

現代仏壇・家具調仏壇・新仏壇などとも呼ばれます。

費用:50万円前後

びびあん
こちらの仏壇はその名のとおり、まさにインテリアですね。

上置き仏壇

下台のない仏壇のことで、金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇のどのタイプにも上置き仏壇があります。

費用:30万円前後

仏壇の祀(まつ)り方

宗派により異なる部分もありますが、基本的に最上段の真ん中にご本尊を、ご本尊の左右に掛軸を置きます。位牌はご本尊の一段下の右側に、その他仏具の配置は動画をご参照ください。

動画に出てくる仏具

仏飯器(ぶっぱんき)→ お供えのご飯を入れる器

線香差し

マッチ消し → 使用済みマッチを入れる器

茶湯器(ちゃとうき)→ お供えのお茶を入れる湯呑み

リン棒 → 仏様をお呼びする鐘

仏器膳 → 仏飯器や茶湯器を置く道具

高月(たかつき)→ お供えのお菓子や果物を入れる器

香炉(こうろ)→ お香をたくための道具

火立て → ろうそくを立てる台

花立て → 花差し

遺影や骨壷など手元供養品は仏壇に外に置くのが一般的です。

仏壇の向き

一般的に北向きは避けます。

仏壇が傷みやすくなるので、高温多湿・エアコンが直接当たる場所は避けましょう。

テレビや音響機器の上なども避けましょう。

そして、ご本尊の位置が、座ってお参りする場合は自分の目より上、立ってお参りする場合は自分の胸より上になるように仏壇を安置します

仏壇の選び方

種類(形)で選ぶ

金仏壇(塗り)・唐木仏壇(木目調)・家具調仏壇(モダン)・上置き仏壇(下台なし)などの種類・形・材質から選べます。

ご予算で選ぶ

仏壇各種類の費用目安は上記のとおりですが、この記事の「終わりに」で紹介しているサイトの「ミニ仏壇」は数万円からありますし、ご予算に合わせて仏壇を選ぶこともできます。

補足として、仏具にも数万円単位でかかることを念頭に入れておきましょう。

安置場所に合わせて選ぶ

和室(仏間)or洋室どちらに安置するのか、または座ってor立ってお参りするのかによって、仏壇を選ぶこともできるでしょう。

びびあん
わたしは間違いなくこのタイプ・・・家に合う仏壇を選びます。

宗派で選ぶ

この記事を読まれている方の中では少数派な気がしますが、ご先祖様に既定の宗派がある場合は、その宗派の仏壇を選ぶことになるかもしれません。

仏壇の神棚との違い

神と仏なので、漢字を見れば対極にあるものと感じる方もいらっしゃるでしょう。

そのとおりで、仏壇は上記のとおり仏になった故人を祀り、神棚は神道の神様をお祀りする棚です。

沖縄の仏壇

余談ですが、沖縄の家にある仏壇は概して大きいです。

わたしが夫(沖縄出身です)の親せきの家で見た仏壇は、七段雛飾りくらいのボリュームがありました。

また聞いた話では、家を引っ越すときは、先に仏壇の引っ越しを済ませ、家の荷物は別の日に運ぶそうです。

そのくらい仏壇が、ご先祖供養が重視されているということですね。

まとめ

昔は家に仏間があり、仏壇は仏間に置くものとされていましたが、近年では仏間どころか和室すらない家が増えてきた中で、仏壇も柔軟に形を変えてきています。

仏壇の種類で紹介しました「家具調仏壇」は、時代の移り変わりの産物と言えますし、こちらの日本最大級の仏壇ポータルサイト「いい仏壇」で特集されている「ミニ仏壇」なんかも、現代の住まいや環境による様々な仏壇需要に、臨機応変に対応している印象を受けました。

今回の記事を書くにつれて、仏壇(特に形や大きさ)へのネガティブなイメージが、随分と解消された気がします。

ご先祖様を供養するためにある、仏壇本来の存在意義は素晴らしいものですし、そこに加えて苦手だったその外見が、コンパクトでおしゃれなものも多数出現していることを知り、俄然興味が湧きました。

あなたにも、仏壇に興味を持つきっかけが訪れますように。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

ペット供養はどうする?ペット供養墓の種類も

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今回はペット供養の方法やペット供養墓の種類についてご案内いたします。

ペット供養について

以前の記事(「芸能人の終活エピソード」終活を身近に感じてみよう)で、デヴィ夫人が愛犬たちと一緒に納骨できるお墓を建てていることに触れました。

現在、日本でペットを飼っている世帯の割合は約30%、ペットの種類上位は犬・猫です。

このようなご時世で、ご自身のペットの供養をしっかりと行いたい、お墓をつくりたい、というご希望は少なからずあることと思います。

今回はそのようなご希望を叶えるための、ペット供養の方法やペット供養墓の種類についてお話します。

ペット供養で火葬はするのか?

人間の死後のように必ず火葬しなければならない、という法律はありませんので、遺体を土に埋葬することもできます。

但し、埋葬場所は自分が所有している家の庭に限ります。

公園や自己所有でない土地に埋葬すると「不法投棄」となるのでご注意ください。

他に、埋葬した庭をカラスに荒らされたりしないよう注意して、腐敗による臭いや伝染病などを防ぐよう配慮しなければなりません。

こういったことを踏まえますと、火葬をしてあげるのが、ご自身の気持ちの負担が減りますし、火葬後に自宅の庭に埋骨するのが、ペットの供養としても一般的です。

ペット供養での火葬方法

訪問ペット火葬といって、火葬炉を積載している移動火葬車に来てもらう方法、及びペット霊園で火葬してもらう方法があります。

立会個別火葬

飼い主様が火葬場でペットのお見送り、お骨拾いをする方法です

お骨は持ち帰ることもできますし、墓地・納骨堂など施設へ納骨することもできます。

訪問ペット火葬は、ペット霊園へ行くのに不便・不都合な人が利用しやすい反面、飼い主様は屋外にてお見送りする為、天候や周囲の反応が心配な方には不向きでしょう。

ペット霊園では、出棺からお見送り・火葬・お骨拾い・納骨までを一貫して施設内で行うことができますし、天候や周囲の目も気にならないため、近年では最も一般的な火葬方法です

一任個別火葬

飼い主様はお見送りまでして、火葬から納骨までを上記の訪問ペット火葬やペット霊園側に一任する方法です

お骨は手元に残さず、霊園や施設に納骨供養することをご希望の方向けの火葬方法です。

一任合同火葬

流れは一任個別火葬と同じですが、火葬を他家のペットとの合同で行います。

合同火葬である分、火葬費用は低く設定されていますので、費用は抑えたいけど、納骨供養はしてあげたい方向けの方法です。

訪問ペット火葬・ペット霊園での火葬いずれの場合も、納骨場所やお墓参りの方法などを事前に確認しておくと良いでしょう

火葬費用の目安

小・中型犬/猫 1万~6万円

大型犬 3万~10万円

業者によって、また火葬後の納骨まで依頼するのか、お骨を手元に残されるかでも、費用は変わります。

飼い主様のご希望に沿う供養内容での費用を業者へご確認ください。

火葬後のペット供養と相場

火葬を依頼する際に納骨場所を確認されるよう上記でおすすめしましたが、一旦お骨を手元に残されて、気持ちの区切りがついた後に埋葬される場合の埋葬・供養方法をご紹介します。

個別墓地

飼い主様のペット専用として、ひと区画を使用でき、個別に墓碑を設けることができます。

費用:10万円~(建立・使用料)1万円前後/年(管理料)

合同墓地

共有の供養塔や慰霊碑の下に、他家ペットのお骨と一緒に埋葬されます。

費用:1万円~(埋葬料)使用料・管理料はなし

納骨堂

墓地同様、個別納骨か合同納骨を選べます。

個別納骨は更に、扉の有無による棚型・ボックス型など納骨スペースの種類に分かれる場合もあります。

費用:1万円~/年(使用料)5千円前後/年(管理料・合同納骨の場合はなし)

びびあん
墓地や納骨堂はペット霊園に併設されている場合があり、霊園により価格設定も異なります。

自然葬

お骨を自然に還す目的での供養方法です。

樹木葬

専用山地や公園墓地へ埋葬し、墓碑の代わりに樹木を植えて供養する方法です。

墓地同様に、個別埋葬・合同埋葬が選べます。

個別埋葬

費用:3万円~(埋葬料)5千円/年(使用料)

合同埋葬

費用:1万円~(埋葬料)年間使用料はかからない場合が多い

また、永代供養サービスを提供している墓地・納骨堂もありますので、墓地の管理や定期的な供養を自分たちの代わりにしてもらいたい場合は、利用されると良いでしょう。

数万円の永代供養料が別途必要になる場合があります。

永代供養の詳細については、以前の記事(近年増えている永代供養とは?永代供養墓の種類・従来のお墓との違いなど)をご参照ください。

散骨

海洋散骨が主ですが、野山へ散骨する場合もあります。

チャーター

飼い主様ご家族で船を貸し切り散骨します。3名以上ご家族向きです。

費用:15万円前後

合同

飼い主様ご家族が複数で船に乗り合わせて、時間をずらし散骨します。2名以下ご家族向きです。

費用:10万前後

代行

業者が飼い主様の代わりに散骨します。野山散骨はこの代行が主です。

費用:3万前後

びびあん
ペットが複数の場合は追加費用のかかる場合が多いです。

手元供養

お骨を自宅で保管し供養します。

飼い主と一緒のペット供養墓

デヴィ夫人が愛犬と一緒に入れるお墓を建立中、と冒頭でも触れましたが、永代供養墓や樹木葬で、個人から家族単位で生前契約できて、飼い主と一緒に入れるペット供養墓があります

ペットのお骨を先に埋葬することができ、契約した皆さまの納骨後は永代供養(一定期間後は共同埋葬)されます。

費用は30万円~が目安です。

ただ、飼い主と一緒のペット供養墓に関しては、日本の古来の慣習や埋葬許可取得の煩雑さから、まだ少数であるのが現状です。

まとめ

ペットのお墓の種類は、人間のお墓と同様であることに気づかれたのではないでしょうか。

人間のお墓をご検討の際は、こちらの記事をご参照ください。

→→ 「いいお墓」はおすすめ!口コミ・キャンペーン・まとめ

ペットの供養として、火葬・埋葬方法をご紹介しましたが、その後の供養の仕方に決められたルールはありませんので、飼い主様のお気持ちに基づいて、お手元のお骨に毎日手を合わせる、定期的にお墓参りをすることはもちろん、お気持ちに区切りをつける意味で永代供養を依頼するのもまた、立派な供養であると言えます。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

 

生前葬とは?生前葬のやり方・有名人の例

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今回は、生前葬とは何をするのか、メリット・デメリットなどについてご案内いたします。

生前葬について

以前の記事(「芸能人の終活エピソード」終活を身近に感じてみよう)で、女優の高畑淳子さんが「死んでから葬儀をしても自分はわからないので、生前葬でも良い」とコメントされていました

その頃から個人的に興味を持った生前葬について、今回はお話したいと思います。

生前葬とは

漢字でも表わされていますが、生きている人が主催者となり自身の葬儀を執り行うことです。

感謝と別離の意を伝えるために、身内やお世話になった友人・知人を招待して行われることが多いです

もともとは、交際範囲の広い著名人が自身の公式な活動の区切りを告げる場として行われることが多かったのですが、近年では一般人の間にも徐々に知れ渡ってきました。

生前葬のやり方

一般の葬儀とは異なり、通夜・葬儀・告別式・・・というように決まった形式ではなく、主催者が内容を自由に決めるため、イベント要素の強い葬儀と言えます。

内容例としては、

立食パーティ

カラオケ大会

主催者の映像やスライドの投影

主催者の思い出の曲、好きな歌、或いは主催者自身の歌曲の観賞

招待客の主催者にまつわるスピーチ

といったことを、ホテルの宴会場で行う場合が多いです。

主催者によって内容の違いがあり、招待する人数も異なるため、費用は一定ではありませんが、会場との相談ベースで、会場費・必要に応じ音響・映写などの設備費・スタッフの人件費・招待状の印刷費などのかかることが考えられます。

生前葬 メリット

・上記のとおり、自分で自由に葬儀内容を決められる

・内容を自分で決めるため、自分の予算に合わせることができる。

・お世話になった人たちに対して、直接お礼やお別れを伝えることができる

生前葬 デメリット

・招待客へ配慮し事前に理解を得ておく必要がある。

・主催者が亡くなった際に最小限の葬儀*はしなければならない。

*最小限の葬儀とは、臨終 → ご遺体の安置 → 納棺 → 出棺 → 火葬 → 骨上げ という通夜・告別式を除いた葬儀の流れです。

一般葬の流れについては下記記事をご覧ください。

葬儀の準備・流れ・形式 – 葬儀は何をどのように手配するのか

つまり、主催者は生前葬と同時に自分が亡くなった時の最小限の葬儀までは、ご家族の負担を減らすためにも検討しておく必要があるということです

生前葬から最小限の葬儀まで取り扱う葬儀社

公益社 https://www.koekisha.co.jp/fee/plan/before/

生前葬から火葬(骨上げ)まで取り扱う葬儀社に一度相談してみて、一連の手配を依頼するのか、生前葬だけ頼んで火葬は別途手配するのか、といったことを決めていくのも良いと思います。

生前葬 有名人の例

アントニオ猪木さん

2017年10月 両国国技館にて

現役選手らが試合を行った後、スコット・ノートン氏とピーター・アーツ氏の時間無制限一本勝負がメインイベントとして行われました。

終盤でリング上に白い棺が運ばれるが、棺の中に猪木さんはいませんでした。

猪木さんは「千の風になって」の替え歌をアカペラで歌いながら登場し、棺をたたき割って、中から魂のような赤く光る球を取り出して、高々と掲げるのでした。

テリー伊藤さん

2010年10月 青山葬儀所にて

招待客へのインタビュー形式でテリー伊藤さんが制作した番組、出版した本、出店した店舗、考案した企画が紹介されました。

招待客からのメッセージ映像やテリーさんが考案した企画への感想が合間で流れ、最後にテリーさんが今後の目標を語りました。

ビートたけしさん

2009年4月 新番組制作発表記者会見にて 新番組初回として

お別れの挨拶の後「生まれてきたことに懺悔、すみませんでした」と一礼して、笑いを誘ったビートたけしさん。

「葬式コントをやると番組がヒットする」というジンクスを参考に番組を展開し、報道陣の前で、死後への関心が薄いことや自身の死に際について話しました。

生前葬は自分らしく、で良い

生前葬ではないものの、それに近い事をした経験があります。

事情により「死亡リスクが数%ある治療を受ける」「無事成功しても長期間生活に様々な制約がかかる」こととなり、親しくしている人達との酒席を設けました。
上記のような「重い話」もお互い気兼ねなく交わしてきた相手のみに声をかけたので自然少人数の席となり、店も堅苦しくない一般的居酒屋を選びました。
また、相手方の手間を省く為にこちらから足を運ぶ形にし、予定の擦り合わせが難しい場合は別に席を設けました。
これを行った理由は、状況の説明や家族が把握していない交友関係である事などが挙げられますが、私の単なる趣味・感傷という側面もあります。
一言でいうと、歴史小説等で出てくる「別れの盃」です。
交友関係・社会的影響ともちんまりとした私には身の丈に合うものであり、気持ちの整理もつきました。
付き合ってくれた友人達には今も感謝しています。

「生前葬」が一般人にはおよそ無縁すぎるワケ. https://toyokeizai.net/articles/-/226965 ,(参照2018-09-07)

びびあん
葬儀だ、と格式張らず気負いせず、自分らしくできれば良いですね。

まとめ

びびあんのプロフィールでも触れましたが、わたしの祖父の葬儀は、生前の倹しい生活とは対称的に豪華絢爛なものでした。

ここで冒頭の高畑淳子さんのコメントをお借りしますが、自分の葬儀をいくら豪華絢爛にしてもらっても、自分にはわからないことです。

それならば、自分の葬儀を行いたい時期に、呼びたい人を呼んで、自分の好きな形式で行うのが、いちばん自分の本意と言えるでしょうし、残されたご家族の負担も軽減されることでしょう。

この記事でご紹介したとおり生前葬プランを用意している葬儀社もあることですし、葬儀の選択肢のひとつとして、ご検討されてみても良いのではないでしょうか。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

葬儀マナー 焼香・香典・服装の正しい形式

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

以前の記事(葬儀の準備・流れ・形式 – 葬儀は何をどのように手配するのか)で、葬儀の手配方法をご遺族の立場でお話しましたが、今回は服装やお香典、ご焼香の作法など、知っておきたい葬儀マナーについてご案内いたします。

葬儀マナーについて

今回は参列する立場での葬儀マナーをご案内したいと思います。

葬儀マナー 服装

通夜 喪服か地味な色あいのスーツ・ワンピースを着用しましょう

葬儀・告別式 極力喪服を着用しましょう

男性 → フォーマルスーツ(喪服)・ダークスーツ/黒・濃紺・グレー ワイシャツ/白 ネクタイ/黒 靴下・靴/黒 アクセサリー/結婚指輪のみ

NG → ネクタイピン・カフスボタン

女性 → フォーマルスーツ(喪服)orスーツorワンピース/黒・紺・グレー ストッキング・靴/黒 アクセサリー/結婚指輪・一連パールのみ

NG → 革・毛皮・二連パール・濃いメイク・カラフルなネイル・光沢のあるもの・目立つもの・ショルダーバッグ(やむを得ない場合は肩にかけず手に持つ)

子供 → 学生であれば制服 幼児であればシャツ/白 ズボン・スカート/黒・紺 靴下/白

葬儀マナー 挨拶

葬儀受付でお香典を渡す際に述べます。

一般的なお悔やみの言葉

「この度は誠にご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます。」

NGワード(忌み言葉) → くれぐれも・ますます・続く・死ぬ・生きる・・・など。

キリスト教「安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます。」

NGワード → ご冥福・成仏など。

葬儀マナー 香典

通夜か告別式へ持参します。

お香典袋

水引(みずひき)は結びきりで黒白か双銀(銀一色)が一般的です。(下画像の真ん中と右側の水引です。)

 

お香典金額が5千円までの場合は水引の印刷された袋、1万円以上の場合は水引がかかっている袋を使いましょう。

名前は水引の下、中央に薄墨で書きましょう。

表書き

使用できる宗派及び使用できる場面をご紹介します。

御霊前 → ほぼ全ての仏教宗派、或いは宗派の不明な場合に使用可能

場面:通夜・葬儀・告別式(四十九日前)

御香典・御香料 → 全ての仏教宗派で使用可能。神道・キリスト教はNG

場面:通夜・葬儀・告別式・法要

御仏前 → 曹洞宗・浄土真宗。

場面:四十九日後法要なら、他の仏教でも使用可能。

御玉串料(おんたまぐしりょう)・御榊料(おんさかきりょう)・御神饌料(ごしんせんりょう)・御神前料(ごしんせんりょう)・御霊前

→ 神道

場面:通夜・葬儀・法要など共通

お花料 → キリスト教・無宗教

場面:通夜・葬儀・法要など共通

びびあん
宗派がわからない場合は「御霊前」が無難ですね。

中袋に書くこと(縦書き)

表:金額

5千円 → 金伍阡円

1万円 → 金壱萬円

というように、金額の前に「金」をつけて、金額は旧字体の漢数字を使います。

裏:住所・氏名

郵便番号も書きます。

相場

親せき:1万~5万円

友人・知人・隣人・仕事関係者:5千~1万円

知り合い程度:3千~1万円

以前、相手の方から自分の親せきにお香典をいただいたことのある場合は、同じ金額で包むと良いでしょう。

お香典について他に知っておくと良いこと

お香典で包むお札は1・3・5・10枚が主流です

お香典は旧札を包むのが通常ですが、新札しかなければ折り目をつけてから包みます。

お香典は袱紗(ふくさ)*に包んで持ち歩きましょう。

*ふくさ → 紫は慶事弔事の両方で使えます。袋状のものが使いやすいでしょう。

葬儀マナー 焼香

立礼(りつれい)

祭壇に進む ⇒ ご遺族に一礼 ⇒ 遺影に一礼 ⇒ 親指・人差し指・中指で抹香をつまむ ⇒ 掌を自分に向け、抹香をつまんだ指を額に寄せる(この所作を「おしいただく」と言います) ⇒ 香炉の少し上で抹香を指でこすり落とす ⇒ 遺影に合掌 ⇒ 遺影に一礼 ⇒ 席に戻る

座礼(ざれい)

基本所作は立礼と同じですが、腰を落としたまま*祭壇に進み、一礼します。

*親指を立て、両腕を両脇の前に置き、体を持ち上げ、膝を前に出して進みます。

ご焼香は正座して行います。

回し焼香

隣の方から香炉が回ってきたら、自分の前(椅子席の場合は膝の上)に置き、立礼と同じようにご焼香します。

遺影に合掌後、隣の方へ回します。

神式の場合は、ご焼香をせずに玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。

詳細は下記記事の「寺院・教会/神葬祭」をご参照ください。

葬儀場の種類とそのメリット・デメリット – 葬儀はどこで行うか

葬儀マナー 数珠

もともと宗派によって形が異なりますが、近年では「略式」という全宗派で使用できる数珠を持つことが多くなりました。

座るときは手首にかけ、歩くときは房を下にして左手で持ちます。

左手にかけて両手で挟んで使用します。

びびあん
以下、補足です。

ご香典袋の表書きについては上記でも触れましたが、ご焼香の作法、数珠の持ち方も宗派により異なります。

他に、通夜ぶるまい(料理)の有無、お香典の相場、葬儀の流れなどは地域により異なります。

心配な場合は、事前に宗派や地域の風習などご確認いただくと良いでしょう。

葬儀マナー NG

上記以外で参列者にタブーとされているのは、

読経の最中に着席する。

故人の亡くなられた事情をご遺族に伺う。

葬儀場で雑談する。

通夜ぶるまいをお断りする。

状況の理解できない年齢の子供を連れていく。

といったことです。

冷静に考えれば当然のこととも言えますが、「つい」やってしまわないよう気をつけましょう!

まとめ

上のアンケートにもありますとおり、わかるようでわからない、人には聞きづらい葬儀マナーをまとめてみました。

今後も新しい気づきがあれば、随時記事を更新していきたいと思います。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

遺品整理の相場・買取・進め方 – 慌てなくて済むように!

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今回は遺品整理の進め方についてご案内いたします。

遺品整理について

今夏、わたしの親せきが高齢者ホームに入所しました。

高齢者ホームについては下記記事をご覧ください。

多種多様です!知っておきたい高齢者ホームの種類・サービス・特徴

入所後にわたしの両親がその親せきが住んでいた部屋を片付けることになりましたが、一人暮らしだったのに、なぜか未使用新品のテレビが3台もあったり、不要な新聞を契約していたりで(認知症が進行していたようです)、片づけに思わぬ手間や出費がかかりました

そんな経験を踏まえて、ご遺族の立場で遺品整理はどのように行えば良いかをお話します。

遺品整理の時期

持ち家なら

四十九日や百日法要の後など気持ちに区切りのついた頃や、親族が集合する一周忌といったタイミングが目安となります。

賃貸物件なら

まず、大家さんや管理会社に部屋の明け渡し時期、明け渡し時期前後の家賃の日割り対応の可否について確認します。

次に、自分たちで遺品整理を完了させるのか、遺品整理業者に依頼するのかを、上記の時間や費用面で適した方法を選びます

以下の遺品整理の準備と作業については、主に自分たちで遺品整理をする場合の話ですが、業者に依頼する場合も、部分的に準備や作業を自分たちで行う際の参考にしていただければ幸いです。

遺品整理の準備

遺品の量を把握する

故人が生前に遺品を記録したもの(エンディングノートなど)があるのか、それとも故人の部屋にあるもの、住んでいた家にあるもの全て、というように、遺品がどのくらいあるのかをまず把握します

エンディングノートについては下記記事をご覧ください。

終活の手始め、エンディングノートとは?遺言書との違い、おすすめなど

何人でいつまでに終わらせるか決める

1.で把握した遺品の量は、何人必要で整理に何日程度かかるのかを割り出し、大まかなスケジュールを立てます

日ごとのゴールを決める

2.のスケジュールから『○日には△を片付ける』といった一日のゴールを決めていきます

遺品整理の作業

遺品を「残すもの」と「不要なもの」に分ける

「残すもの」から「貴重品」を取り出す

主な「貴重品」は

・銀行通帳
・クレジット/キャッシュカード

・有価証券
・契約書類
・不動産権利関係書類
・印鑑
・健康保険証

・年金手帳
・マイナンバーカード
・パスポート
・公共料金等の請求書/領収書

といったもので、整理するのに公的手続きが伴います

『死後何日以内』と期限のあるものから確認し、整理していきましょう

上記の貴重品以外で残すものの整理方法を決める

これに該当するのは、

貴金属や宝石、美術品など資産価値の高いもの

故人の写真、記念品など思い出の品

といったものです。

資産価値のあるものに関しては、ご親族間で形見分けしたり、業者に買取査定を依頼しましょう

思い出の品については、そのまま保管するのに不便な場合は、写真に撮っておいたり、画像データにしてPCに入れておくとかさばりません

「不要なもの」の処分方法を決める

自治体の規定に従って処分するのはもちろんですが、「不要なもの」の中でも買取してもらえるものなのか判断に迷う時は、一旦処分はせずに、上記思い出の品と同時に買取査定を依頼しましょう

遺品整理 買取

遺品の量が多く仕分けするのも大変だったり、ご遺族のスケジュールを合わせられないといった場合は、遺品整理業者に依頼するのもひとつの手です

不用品処分と買取査定を同時にしてくれる下記のような業者もありますので、遺品整理を自分たちだけで行うより短時間で終わらすことができます
遺品整理のことで悩みなら【ライフリセット】

びびあん
大型家電は処分にお金がかかるので、状態によっては買取ってもらったほうが良いですね。

また、以前の記事生前整理での断捨離 手順・ポイントなどでも触れましたが、遺品整理中にも悪徳業者による*押し買いにはご注意ください

遺品整理の相場

買取査定を依頼する予定の遺品については、事前に相場をチェックして、査定依頼時に業者へ伝えると良いでしょ

更に、遺品整理作業終了時に追加料金などを請求されるケースもあるため、料金に関しては、事前にしっかりと業者に確認しましょう。

*押し買い → 本来なら価値のある品を、相場よりずっと低い不当な価格で買い取ること。

まとめ

故人が生前整理をしておいてくれたら、遺族の遺品整理の負担は大幅に削減されるはずです。

対象となる方がまたご健在の場合は、今のうちから生前整理をお願いするとか、ご一緒に整理していくなどして、死後に備えておくに越したことはないでしょう。

ただ、そうは言っても生前整理を含めた終活に着手している人は、まだ全体の3%です。

ご遺族にとって、故人の遺品整理は今後も無関心ではいられない課題となるでしょう。

今回の記事が、遺品整理の際にお役に立てば嬉しく思います。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

一般墓と永代供養墓の違い – 向いているのはこんな人

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今回は一般墓と永代供養墓の比較を行います。

一般墓と永代供養

一般墓と永代供養墓それぞれについては以前ご案内しましたが、今回はこれらを費用・継承・ご供養などの点で比較してみようと思います。

一般墓と永代供養墓の違い

まずは、一般墓と永代供養墓の違いを表にしてみました。

一般墓 永代供養墓
墓石 あり あり/なし
費用平均(単位:円) 174万 87万
継承者 必要 不要
ご供養 家族 寺院・霊園
納骨 カロート(納骨棺) 最終的に合祀
メリット 安心感がある 管理が楽・費用が安い
デメリット 継承者が必ず必要 合祀後は改葬不可

墓石の違い

一般墓は墓地に墓石を立てるのが一般的ですが、永代供養墓は墓石に永代供養サービスを付与した個人墓から、墓碑の代わりに樹木を植える樹木葬、ロッカー型・仏壇型などの納骨堂まで多種多様です。

費用の違い

上の表で、一般墓の費用は、墓石+形状・彫刻などの加工+建立費用+永代使用料(墓地の使用料)の平均購入総額です。

永代供養墓の費用は、永代供養墓の墓所使用料+永代供養料+納骨時の法要にかかるお布施の費用+彫刻費用どの平均価格です。

ただ、永代供養墓については、最終的に*合祀(ごうし)するまでの期間で、費用は大きく変わります

*合祀 → 故人の遺骨を他の人の遺骨と共同で納骨すること。

継承者の違い

一般墓は子孫代々受け継いでいくものなので、継承者が必ず必要です

永代供養墓は、墓石を必ずしも立てるわけではなく、ご遺骨も最終的には合祀されることが多いため、継承者は特に必要ありません

ご供養の違い

一般墓はご遺族やご関係者が故人を供養するのに対し、永代供養墓はご遺族に代わり寺院や霊園が供養を行います

納骨方法の違い

一般墓では、墓石の納骨棺(カロート)にご遺骨を納めます。

永代供養墓では、地上・地下に設けられた納骨室(カロート)に合祀する場合や、納骨堂に個別に納骨する場合など、方法は様々です。

個別に納骨後も、多くの場合は三十三回忌を過ぎれば合祀されます

それぞれのメリット

一般墓は家族・親族で所有するものと言えるため、安心感が高いです

永代供養墓は、寺院や霊園が管理してくれるので、ご遺族にとっては管理が楽です

それぞれのデメリット

一般墓は、代々受け継いでいくものなので、継承者が必ずいなければなりませんそれを煩わしく感じる場合にはデメリットとなります。

永代供養墓では、決められた期間が過ぎれば合祀されます。合祀後はご遺骨を取り出したり、*改葬することができなくなります。

*改葬 → お墓を引っ越すこと。

一般墓と永代供養墓ではどちらを選ぶ人が多いのか?

これは以前の記事でも触れましたが、全体の約半数(50%)が一般墓を選んでいます

以前の記事はこちら

→→ 結局気になる!一般墓の種類・形状・入手手順

その一方で、永代供養墓に分類されることもある*樹木葬が全体の約四分の一(25%)で、一般墓の次に多くの人に選ばれています

更に、一般墓は男性が、樹木葬は女性が多く選ぶ傾向にあるようです。

*樹木葬 → 樹木を墓碑として下に遺骨を埋葬するお墓。

一般墓・永代供養墓を選ぶ主な理由

一般墓「家族で一緒に使えるから」
樹木葬「自然に還れそうだから」
納骨堂・そのほかの永代供養墓「管理が手軽そうだから」

永代供養墓全体で見ると、「継承者が不要」「費用が一般墓に比べて割安」なので、選ぶ人も多かったということです。

こういった違い・メリット・理由を踏まえて・・・

一般墓に向いているのはこのような人

✓ご家族でお墓を所有したい人

✓長年住んでいる地元にお墓を作りたい人

永代供養墓に向いているのはこのような人

✓お寺の*檀家になったり、お墓を子孫で受け継いでいくことに抵抗のある人

✓お墓の管理をシンプルに、費用を抑えたいと考えている人

*檀家 → 決まったお寺に所属して、葬祭や供養を行ってもらう代わりに、そのお寺を経済的に支援する家のこと。

一般墓から永代供養墓へ

びびあん
墓じまいはご遺骨を引っ越すことです。

まとめ

一般墓でも永代供養墓でも、それぞれメリット・デメリットがありますが、ご家族・ご親族で話し合って、よりあなたのご希望に沿うお墓を見つけられますよう祈っております。

お墓を決めるにあたって、この記事が参考になれば幸いです。

こちらの記事もご参照ください。

→→ 「いいお墓」はおすすめ!口コミ・キャンペーン・まとめ

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

一般墓の種類・形状・入手手順 – 結局気になる!

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は一般墓の選び方・入手手順についてご案内いたします。

一般墓とは

従来のお墓を指します

前回永代供養墓についてお話しましたが、墓石を持たない納骨堂・樹木葬など選択肢が多くなった昨今でも、一般墓を選ぶ人の割合は、依然として全体の約半数を占めています。

その主な理由としては、「家族で使用できるものだから」「生きていた証を形として残したいから」ということです。

また、お墓の引越しとも言える改葬をして一般墓を選ぶ方が2割なのに対し、8割の方が新規購入されています。

そんな一般墓の選び方・入手手順などをお話します。

一般墓の選び方

墓地を選ぶ・墓地の特徴

墓地に関しては以前の記事(近年増えている永代供養とは?永代供養墓の種類・従来のお墓との違いなど)でも触れましたが、永代供養の墓地とは異なる点を特徴として書いておきます。

寺院墓地

一般的に*檀家になることが条件です

*檀家 → 決まったお寺に所属して、葬祭や供養を行ってもらう代わりに、そのお寺を経済的に支援する家のことを言います。

檀家になることは、手厚い供養が受けられる点はメリットである反面、お寺の維持費としてのお布施が必要になり、お寺の行事へ参加しなければならないことがある点は、それを望まない場合はデメリットであると言えます。

また、寺院墓地の申込書など関連書類に「*在来仏教に限る」旨の記載のある場合は、ご自身の宗派が該当するのかを確認しましょう。

*在来仏教 → 法曹宗、華厳宗、律宗、天台宗、真言宗、融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗{臨済宗、曹洞宗、黄檗宗(おうばくしゅう)}、日蓮宗、時宗 の13宗派、またはこれらの13宗派の枝分かれした宗派を指します。

公営墓地(霊園)

該当自治体での居住年数・1世帯で1区画のみ・未埋葬のご遺骨を保持していることなど、申し込み条件のある場合が多いです

民営墓地(霊園)

民営以外の墓地に比べ、区画面積・お墓の形状を自由に選べます

税制面で優遇される生前購入可能なところが多いですが、購入後は維持管理費/年が必要です。

尚、これらの墓地を選ぶ上で「お墓参りにアクセスの良いエリアにあること」は、全体の3割以上の人が最も重視する点として挙げています。

墓石を選ぶ・種類形状様式

墓地を選んだ後は、墓地と提携している石材店に墓石の種類や建立費用を含む墓石の料金を確認します

墓石の種類

「御影石」が墓石に最も使われている石種ですが、御影石でもその硬度や吸水性によって何百種類にも分かれます。

その地域での産出量が多いという理由から、関東以北では黒系御影石、関西以西では白系御影石が主に使われます。

値段が高いから良いものというわけではありませんので、石材店にご相談の上、石質の良いものを選んでもらいましょう。

びびあん
御影石の約7割が中国産です。福建省には有名な御影石の産地があります。

墓石の形状

和型 → 上図上段3基が形状例です。

古代インドの仏教墳墓由来の供養塔や五輪塔を簡素化した形で、おめでたいことを表しています。

洋型 → 上図下段2基が形状例です。

安定感のある形で、家名だけでなく、好きな文字や言葉を自由に墓石に彫刻します

デザイン墓石 → 形状・書体など、自分のオリジナルでデザインできます。

また、図の中で、色の濃い部分がカロート(納骨棺)です。

他に、神道式のお墓で「トキン(兜巾)型」という形状もあり、その名のとおり墓石の上部が三角形であるのが特徴です。

お墓の様式

家墓(いえはか) → 家族・同一姓の親族で受け継いでいく一般的なお墓です

両家墓 → 名字の異なる二つの家のご遺骨を一つのお墓に納める様式です。

個人墓 → 永代供養墓の記事でも取り上げましたが、故人一人を埋葬するお墓です。

故人が有名人であった場合に、故人の趣向や功業を表現したオリジナルデザインに仕上げることもあります。

共同墓 → 同じ信仰の人同士で納骨する教会墓地などのお墓です。

一般墓の入手手順

一般墓を入手するまでの手順は下記のとおりです。

墓地・霊園の資料取り寄せ → 下見 → 契約

「お墓の価格」=墓石の費用+形状・彫刻などの加工に係る費用+建立費用 の確認 → 建立の契約 → 加工内容の確認 → 完成後引き渡し

それでは、一般墓の資料を取り寄せてみましょう!

日本全国7,700以上の霊園を掲載しており、様々な特色・条件で検索・比較ができる。 複数の霊園の資料請求・見学予約がWEB・電話で簡単にできる。 コールセンターで専任スタッフが無料で相談受付。いいお墓

https://www.e-ohaka.com/

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お墓をさがす・知る・たてるという三つの項目から、お墓の種類・費用・手続きなどを、こちらのサイトで詳細に調べることもできます。

一般墓の総額

上記「お墓の価格」に、墓地へ納める「*永代使用料」を合わせた金額が一般墓の総額です

*永代使用料 → 墓地の使用料で、支払うことにより墓地の使用権(永代使用権)を取得します。

びびあん
2018年3月発表の一般墓平均購入総額は174.1万円です。

他費用

購入後は、維持管理費(目安:5,000~15,000円)/年が必要です

また、新たに寺院の檀家となる場合、通常初回のみ入檀料が必要になります。

入壇料はお寺によって異なりますが、数十万である場合が多いです。

まとめ

一般墓と永代供養墓を比較して、対象となる方の現状やご家族の条件に合うのはどちらかを考えることから、お墓を決める第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

一般墓と永代供養墓の比較は下記記事をご覧ください。

一般墓と永代供養墓の違い – 向いているのはこんな人

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

 

近年増えている永代供養とは?永代供養墓の相場・種類など

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は永代供養(墓)についてご案内いたします。

永代供養とは

以前テーマにした葬儀の延長線上にあるとも言えるお墓のこと。

葬儀の記事は下記リンクをご覧ください。

葬儀の準備・流れ・形式 – 葬儀は何をどのように手配するのか

その中でも近年増えている永代供養(墓)とは、具体的にどういうこと(もの)で、何をするのだろう?

そんな疑問が頭に浮かび、この記事を書くに至りました。

永代供養とは何か

永代供養とは、家族・親族に代わって決められた期間は寺院や霊園がお墓を管理・供養してくれることですお墓参りは自由ですが、お参りする人がいない場合でも、無縁仏になる心配がありません。

永代供養墓と従来のお墓の違い

永代供養墓は、決められた期間お墓を管理・供養してもらえるという「永代供養権」を得ることに相当します。

近年の少子・核家族化などで承者を持ちづらい場合に適しています

従来のお墓は墓地を使用できる権利「永代使用権」を取得することになります。

永代使用権は、お墓の継承者が永代使用料を支払い継承します。

そのため、従来のお墓は継承者のいる場合に適しています

永代供養墓の納骨形態

合祀(ごうし)型

故人の遺骨が他の人の遺骨と共同で納骨される永代供養墓です

維持管理費はかからず割安ですが、後で遺骨を取り出すことができず、遺骨の埋葬場所を移動させたい時に不便です。

個別型

名前のとおり、遺骨が個別に管理されます。

但し、決められた期間が過ぎれば(多くの場合三十三回忌まで)、他の遺骨と共に納骨されます

永代供養墓の相場・種類

屋内

納骨堂とも呼ばれます。永代供養料プラス維持管理費が必要です

維持管理費は1万円前後/年/名が相場です。

費用は永代供養料/名の目安です。

ロッカー型

ロッカーのように区切られた壇に、個別に納骨する様式です。

費用:10万~

仏壇型

上が仏壇、下が個別の納骨壇となっている上下二段の様式です。

費用:30万~

機械型

遺族が来た際に、納骨スペースから遺骨を取り出し、仏壇式参拝スペースへ出てくるシステムです。

費用:50万~

屋外

集合墓

供養塔の下に共同で納骨する様式です。

費用:10万~

個人墓

従来のお墓に永代供養を付けた様式です。

従来のお墓との違いは、故人一代のみの使用となり、継承者はいなくてもかまわないことです

夫婦で使用する夫婦墓もあります。

費用:30万~(1名用)・50万~(夫婦用)

自然葬

継承者を必要としない点から、自然葬も永代供養に分類されることがあります。

具体的には下記のような葬送方法です。

樹木葬

墓地と認可されている場所で、樹木を墓碑として下に遺骨を埋葬する様式です。

費用:10万~

散骨

火葬後の遺骨を粉末にして、海・山などに撒きます。

費用:5万~(葬送費のみです。)

永代供養墓地の種類とメリット・デメリット

寺院の境内にあるのが寺院墓地、他に公営墓地・民営墓地があります。

寺院墓地以外は霊園とも呼びます。

寺院墓地

メリット

お墓が寺院の境内にあるため、管理面で安心できる

デメリット

檀家にならなければいけない場合がある。

民営墓地

メリット

宗旨・宗派は問わない。

施設の整備状態が良く、サービスが充実している

デメリット

公営と比べると費用は高い。

立地が不便である。

公営墓地

メリット

民営と比べると費用は安い

宗旨・宗派は問わない。

デメリット

費用が安いため競争率が高い。

永代供養 墓じまい

永代供養へ改葬するときは、ご遺骨の引っ越しとも言えるじまいが必要です

改葬とは、墓じまいの後、永代供養墓へ納骨することで、お墓の引っ越しと言えます

改葬が決まりましたら、現在お墓のある役所で「改葬許可申請書」など必要書類を入手し、記入済の書類を役所に提出し、引き換えに「改葬許可証」をもらいます。

新しいお墓の管理者へ改葬許可証を提出します。

以上は墓じまいから改葬までの書類の動きですが、実際に伴う作業である、元のお墓へのお布施、元のお墓の撤去、改葬先への納骨など、総費用は300万程度かかる場合もあります。

びびあん
改葬の際は、ご親せきや現行の菩提寺さまとよくご相談くださいね。

永代供養に対する手元供養

手元供養は自宅供養とも言い、ご遺骨或いはご遺灰を自宅で保管し供養することです。

お墓に関する費用の発生しないことはメリットと言えますが、供養の継承者を考える必要は出てきます

永代供養のご様子


びびあん
実際のご供養をこうして拝見すると安心できますね。

まとめ

永代供養(墓)や関連することをご紹介いたしましたが、対象となる方のお墓が現在どのような状態なのかをまずはご確認いただき、ご親せきやご関係者さまと、そのお墓をどうするのかをよくご相談されてください。

そして、お墓を決める際はこちらの記事をご参照ください。

→→ 「いいお墓」はおすすめ!口コミ・キャンペーン・まとめ

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

葬儀場の種類・メリット・デメリット – 宿泊もできる?

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は葬儀場(斎場)の種類とそのメリット・デメリットについてご案内いたします。

葬儀場とは

葬儀は何をどのように手配するのかをお話したことがありますが、今回は「どこで」というテーマ、つまり葬儀場にどういった種類があるのかをお話しようと思います。

葬儀の記事は下記リンクをご覧ください。

葬儀の準備・流れ・形式 – 葬儀は何をどのように手配するのか

葬儀場の種類・メリット・デメリット

セレモニーホール・葬祭会館

民間企業(企業が葬儀社の場合もあり)運営の民営斎場です。

メリット:葬儀専門の会場なので、宿泊・会食場所や控室など葬儀に必要な設備・用品が完備されています。また、一般的に交通の便の良いところにあります。

デメリット:利用料が割高です。

尚、葬儀社運営の斎場を利用すると、他の葬儀社を選ぶことは基本的にできなくなります。

寺院・教会

宗教施設或いはその施設が管理する会場のことです。

メリット:各宗教の信者にとって、葬儀をするのに最もふさわしい空間でお別れができることでしょう。

デメリット:施設によって、葬儀内容や参列者を制限する場合があります。

例えば、

・寺院では畳部屋のみの場合も多く、足の不自由な方の参列が難しい

*神葬祭は原則神社では行わない[神道では死は穢れ(けがれ)とされるため]

といったことです(自宅や斎場で行います)。

本堂で行う場合は、寺院であれば檀家さん、それ以外だとその宗教施設に属していれば利用できます。

本堂でなく、宗教施設管理の会場である場合はその限りではありません

神葬祭 → 寺院で行う仏式の葬儀とは意味・様式・手順が異なる

びびあん
テーマから少しそれますが、以下神葬祭についての記述引用です。

神葬祭は故人の御霊をその家にとどめて、家の守護神となってもらうための儀式です。
神葬祭では仏式のように焼香や線香を用いることはなく、これに当たるものが玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。
玉串を捧げたあとは二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)の作法でお参りしますが、神葬祭や五十日祭までの拍手は、音を立てないようにそっと手を合わせる忍び手にします。
神葬祭の流れ
1. 帰幽奉告
家族が亡くなった場合、まず帰幽奉告(きゆうほうこく)といって神棚、祖霊舎(それいしゃ)に故人の死を奉告します。この後、神棚の前に白紙を下げます。
2. 枕直しの儀
遺体は白の小袖を着せて通常北枕に寝かせます。前面には祭壇を設け、お米・お塩・お水・お酒、故人の好物などを供えます。
3. 納棺の儀
遺体を棺に納める儀式で、棺に蓋をして白い布で覆った後、全員で拝礼します。
4. 通夜祭および遷霊祭
通夜祭(つやさい)は仏式の通夜に当たるものです。神職が祭詞(さいし)を奏上し、遺族は玉串を奉って拝礼します。
遷霊祭(せんれいさい)は、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷し留める儀式です。
5. 葬場祭
通夜祭(つやさい)は仏式の通夜に当たるものです。神職が祭詞(さいし)を奏上し、遺族は玉串を奉って拝礼します。
葬場祭(そうじょうさい)は仏式の葬儀・告別式に当たります。故人に対し最後の別れを告げる、神葬祭最大の重儀です。弔辞の奉呈、弔電の奉読、神職による祭詞奏上、玉串奉奠などが行なわれます。
6. 火葬祭
火葬祭は遺体を火葬に付す前に、火葬場にて行なう儀式です。
7. 埋葬祭
埋葬祭は墓地に遺骨を埋葬する儀式です。
8. 帰家祭および直会
帰家祭(きかさい)は火葬・埋葬を終えて自宅へ戻り、塩・手水で祓い清めて霊前に葬儀が滞りなく終了したことを奉告します。この後、直会(なおらい)を行ないます。
直会とは、葬儀でお世話になった神職、世話役などの労をねぎらうため、宴を開いてもてなすことです。
葬儀・葬式がよくわかる. http://www.e-osoushiki.jp/osoushiki3-4.html, (参照2018-07-28)

びびあん
葬儀様式の割合は、仏式が94%、神葬祭(神式)が2%、キリスト教式が1%、その他3%です。

自治会館・公民館

市区町村が運営する公営斎場です。

原則的に故人または喪主の住民票が該当自治体にある場合に利用できます

メリット:その地域の住民が弔問しやすく、地域ぐるみの葬儀を行う場合に便利です

デメリット:葬儀専用施設でない場合、葬儀の設備が十分でないことが多いです。

また、故人或いは喪主の住民票が該当自治体にない場合、別途費用のかかる可能性が高いです。

自宅

メリット:遺族が自身のペースで葬儀を行えることです

デメリット:葬儀用品を葬儀社に用意してもらわなければなりません。

また、参列者が思いの他多かった場合、近隣に特に気を遣わなければなりません。

更に、参列者数を踏まえ、葬儀スペースを十分にとれるか、エレベータや玄関・曲がり角などお棺の搬入経路が確保できるかなど、ご自身で確認しなければならないことが多くなります

びびあん
ここで、葬儀場についての興味深いコメントを見つけたのでご紹介します。

葬儀会館とは
あらゆるお葬式に対応できるための、最大公約数的な造りとなっております。
対して宗教施設とは
それぞれの宗教の有する教義を表現・提示し
その宗教の信者たちが祈るために最も相応しいと考えられる造りになっているのです。

お葬式を宗教施設で行うことの意義. https://dscorp.exblog.jp/20144196/, (参照2018-07-30)

葬儀場の用途

他記事の葬儀形式の話でも触れましたが、音楽葬・お別れ会・偲ぶ会といったカジュアルな形式の自由葬は、ホテルで行われることもあります

葬儀場と火葬場

火葬場は斎場に併設されている場合(その多くが公営斎場です)と、斎場とは別の場所で運営している場合があります。

斎場と火葬場が離れている場合は、当然ですが参列者とお棺の移動が必要になります。

また、葬儀場と呼ぶ場合、一般的に火葬場は併設されていません

まとめ

ご自身の宗教・宗派、或いは時間や費用の制約等がある場合は、どういった葬儀場にするかは自ずと決まってくると思いますが、これから比較検討されたい場合や、葬儀社さんに葬儀場のご要望を伝える際に、この記事が参考になれば幸いです。


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記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

葬儀の流れ・費用 ・形式 – 葬儀はどう手配するのか

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は葬儀の準備・流れ・形式についてご案内いたします。

葬儀について

高齢者ホームのテーマに続き、その延長線上にあるとも言える葬儀についてお話します。

高齢者ホームの記事は下記リンクをご覧ください。

多種多様です!知っておきたい高齢者ホームの種類・サービス・特徴

自身の親せきの高齢者ホームが決まり、その先を考えた時、葬儀をどうするかは遅かれ早かれ必ず直面する課題だろうと予想できました。

そこで、葬儀は何をどのように手配するのかを事前に把握し、記事にしてあなたと情報共有しようと思いました。

事前にできる葬儀の準備

喪主を決める

喪主を決める優先順位は、故人の

  1. 遺言
  2. 配偶者
  3. 長男→次男→三男
  4. 長女→次女→三女
  5. 両親
  6. 兄弟姉妹
  7. 知人・友人
  8. 入所していた施設代表者

です。

訃報連絡先をまとめる

故人の生前にエンディングノートに訃報の連絡先をまとめておいてもらうのが良いでしょう。

エンディングノートについては、以前の記事(終活の手始め、エンディングノートとは?遺言書との違い、おすすめなど)をご参照ください。

その中で、

  1. 家族・親族
  2. 知人・友人・会社関係者
  3. 遺族関係者

4.(自宅葬儀の場合など必要に応じて)近隣住民・自治会

の優先順位で訃報連絡します。

そして、訃報連絡を「すぐに」or「葬儀日程決定後に」するかで連絡先を分けておきます

更に、連絡をスムーズに行えるよう上記の状況に応じて、連絡内容を箇条書きにしておきます。

例えば、「故人がいつ亡くなったのか」以外に

・自分と故人との関係

・自分の連絡先

・葬儀日程・様形式

・喪主の名前・故人との関係

といったことです。

また、訃報連絡を分担して行う場合は、誰が誰に連絡するか、を決めておきましょう

葬儀形式・葬儀社を決める

記事を読み進めていただき、下記をご参照ください。

葬儀(一般葬)の流れ

臨終

↓ 火葬は死後24時間経過後でなければならない、と法律で定められています。

親族に連絡、葬儀社と打ち合わせ

病院以外で臨終の場合、かかりつけ医・警察へ連絡します。

↓ 葬儀社の寝台車が迎えに来ます。

病院で死亡診断書をもらう

↓ 死亡診断書と死亡届は一枚になっています。

葬儀前に死亡届を役所へ提出し、同時に火葬許可申請をします

ご遺体を安置

↓ 末期(まつご)の水*をして、枕飾り*を供えます。(共に葬儀社がご用意)

*末期の水 → ご家族がご遺体の口元に水を含ませること。

*枕飾り → 供物台。

通夜までの間に訪れる弔問客のための臨時祭壇としても使用します。

宗教により置くものが異なりますが、日本で最多の仏教式では、香炉(線香1本を立てる)、鈴、燭台(ろうそくを立てる)、水、一膳飯(箸2本を立てる)、枕団子、花瓶を白い布を掛けた台に配置します。

葬儀の打ち合わせ

↓ 宗教、喪主、葬儀規模・日程、戒名*、祭壇、お棺の種類などを確認します

*戒名 → お坊さんが戒名料を受け取り、故人につける名前。

戒名料は寺院により異なりますが、数十万の場合が多いです。

納棺

↓ ご遺体にゆかん*・死化粧を施し、死装束を着せ納棺します。

*ゆかん → 体を洗う、つめを切る、顔を洗うなど、ご遺体を清めること。

通夜

↓ 喪主はご遺体が安置されている祭壇の前で弔問を受けます。

葬儀・告別式

↓ 僧侶読経 → 遺族焼香 → 会葬者焼香 → 僧侶退場 → 喪主挨拶 →別れ花*

の手順です。

*別れ花 → 告別式後祭壇から棺を下し、遺族が祭壇に飾られていた花を棺のご遺体周囲に入れていくこと。

出棺

↓ ご遺族は火葬場に同行する組と、出棺後の片づけをして火葬場から戻ってくる人のためにお清めの塩や水を用意する組の二手に分かれます。

火葬場では火葬許可証を提出します

火葬

↓ 納めの式* → 骨上げ*を行います。

*納めの式 → 棺を安置した祭壇の前で、僧侶読経・焼香して、合掌して棺を火葬炉へ見送ること。

*骨上げ → お骨を2人1組で1片拾い上げ、1組2片程度の順番で骨壷に納めていくこと。

葬儀費用・形式

一般葬

ご遺族・ご親族の他、ご友人・ご近所さんなどに参列してもらう一般的な葬儀形式です

参列者数:50名以上

費用:50万~

家族葬

故人・ご遺族・ご親族のみで行う葬儀です

参列者数:~30名程度

費用:40万~

一日葬

通夜を行わずに、葬儀・告別式、火葬を一日で行う葬儀形式で

火葬だけでは親族の理解を得られなかったり、葬儀の時間を長くとれない場合の選択肢になることが多いです。

参列者数:~15名程度

費用:30万~

直葬

通夜・葬儀・告別式を行わず、火葬だけで終える葬儀で

参列者数:~10名程度

費用:20万~

一般葬 家族葬 一日葬 直葬
参列者数(単位:名) 50~ ~30 ~15 ~10
費用(単位:万円) 50~ 40~ 30~ 20~
びびあん
参列者数と費用は目安です。葬儀社さんにご確認くださいね。

その他特殊葬儀

自然葬

ご遺骨を埋葬せずに「自然散骨」する葬送方法です

ご遺骨を土に埋めて植林する樹木葬、海にまく海洋葬などがあります。

ホテル葬

一般的に「密葬後にホテルで故人の親しかった人たちを招いて行われるお別れ会」をホテル葬と呼びます

音楽葬*や偲ぶ会などを指す場合が多いです。

*音楽葬 → 故人の好きだった音楽を流してお別れする葬儀形式。

生前葬

自身の葬儀を自身の生前に企画して行う葬儀形式です

葬儀形式のご意向が固まれば

依頼する葬儀社を決めましょう。

自宅の近くにあり、人数と予算に合わせて対応できる葬儀社を 無料で今すぐ紹介できます。

いい葬儀

葬儀後手続き

故人が自分の両親であった場合、役所で下記の手続きが必要です。

・年金の給付停止 → 死後10日(厚生)or 14日(国民)以内

・国民健保の資格喪失届出 → 死後14日以内

・世帯主変更 → 死後14日以内

但し、世帯主が親で、同世帯に親夫婦以外の15歳以上が2名以上いる場合

その他、金融機関や公共料金の名義変更や解約も必要ですが、こちらも訃報連絡先同様、できるだけ故人の生前にエンディングノートにまとめておいてもらうのが良いでしょう。

まとめ

ご自身が故人にあたる立場なら、エンディングノートをまとめる

生前のご家族の立場なら、葬儀の準備を始める。

故人のご遺族の立場なら、葬儀の手配・葬儀後手続きを行う。

というように、ご自身の立場でやるべきことをこの記事でご確認いただけましたら幸いです。

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。