アラフォー

いかにして親に終活をすすめるか

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回は親に終活をすすめる方法についてご案内いたします。

親に終活をすすめる理由

自分の親が、エンディングノートに連絡先・財産・葬式のことなどを書いておいてくれたら、物を整理しておいてくれたら、自分はどれほど気が楽でしょうか。

エンディングノートに書いてあることでは判断に困りませんし、遺品整理の手間も大幅に軽減できるわけですから。

でも、実際親に終活をすすめると、「早く死んでほしいのか!?」なんて、いらぬ誤解を生み、けんかの種にもなりかねません。

そこで今回は、親を怒らせないよう、自然な流れで終活をすすめることのできる方法をお話したいと思います。

親に終活で何をしてもらいたいか

親に終活をすすめる前に、自分は親にどんなことを終活でしてほしいのかを整理しましょう。

生前整理

連絡先や終末期医療・相続・葬儀・お墓の希望をエンディングノート*に書いてもらう(自分としては、少なくともそれらを聞いておく)

といったところでしょうか。

*エンディングノートについては、下記記事をご覧ください。

終活の手始め、エンディングノートとは?遺言書との違い、おすすめなど

終活でしてもらいたいことが上記の全てであれば、何を優先するかをまずは決めておきましょう。

親に終活で何をしてもらいたいかによって、終活をすすめる方法も変わってくると思います。

ここから、終活のすすめ方を状況別に順を追ってお話します。

親に終活を意識してもらう

親に終活を意識してもらうために、次のことをしてみましょう。

生活がより良くなる提案をする

状況:生前整理をしてほしい場合

物が多くなっているのは、なにか理由があってのことかもしれません。

そこをいきなり「片づけて!」と言ってしまうと、親の気分を害することにもなりかねません。

そこで、「最近地震が多いから、部屋にある物が倒れてきたら危ないんじゃない?」とか、「この荷物を片付けたら、スペースができて気分が変わるんじゃない?」などと言って、より過ごしやすくするための提案として、物の整理を促すのです。

体調を気遣う

状況:医療に対しての希望を聞いておきたい場合

親の年代であれば、健康に対して何かしらの心配があるものです。

自分から話し出すことはなくとも、私たち子供の側から尋ねれば、話してくれる可能性も高くなります

「最近体調はいい?」と気遣うように話しかけ、「万一のときのために」と、今症状のある部位・掛かっている医療機関・保険証の置き場所などについて確認しておきます。

状況:連絡先リストをつくってほしい場合

上の続きで、「万一のときのために」必要な親族の緊急連絡先を、電話帳などに明記しておいてもらうと良いでしょう。

自分はこうしたいとつぶやいてみる

状況:葬儀・お墓・介護の希望を聞き出したい場合

不自然にならないタイミング(下述)で、「私なら、家族葬でアットホームな葬式をしてほしいけど」とか、「永代供養が最近は多くて、私もできればそうしてほしいかな」などと、「自分はこうしたい」と先に切り出してみましょう

そうすれば、親も自然と「私なら・・・」と葬儀・お墓の希望を話しやすくなるはずです。

介護を含む終末期医療のデリケートな話題では、「私ならどうしたいかな、こういうことにはちょっと答えにくいよね」と、自分の率直な気持ちを述べてみても良いと思います。

いずれにしても、自分から話を切り出すことで、親も希望や心情を話しやすくなるでしょう。

親に終活を切り出すタイミング

テレビで終活が取り上げられていたとき

芸能人や親子とも客観的に受け止められる人が亡くなったとき

お盆など親族が集合したとき

こうしたタイミングで、上述のようにさりげなく自分の希望をつぶやいてみたり、調子を尋ねてみたり、暮らしやすくなる提案をしてみたりすると、親と終活の話がしやすくなると思います。

親が終活に関心を持ち始めたら

親が終活を意識し、関心を持ち始めたら、エンディングノートをプレゼントとして渡したり、生前整理を一緒にしてみましょう

親が自発的に行動できるようなきっかけをつくるのです。

親に終活をすすめる方法

親に終活をすすめる方法は下記のとおりです。

親に終活で何をしてもらいたいかを考える。

親に終活を意識してもらえるように、テレビで終活の話題が持ちあがったときなどタイミングを見計らって、提案・気遣い・つぶやきといった形で終活の話を切り出す。

親が終活に関心を持ち始めたら、エンディングノートを渡すなど、親の自発的な行動を促す

まとめ

できるなら自分でもエンディングノートを書いてみたり、断捨離をしてみると、終活する人の気持ちが理解できますし、やり方のコツがわかってくるので、話もしやすくなると思います。

親に終活をすすめるポイントは、子供から「すすめられた」と感じさせないことです。

親が自発的に終活を始められるように、タイミング・終活話の切り出し方・意識づけに工夫して、親が行動を起こすきっかけをつくりましょう。

それは大変なことでしょうか?

いいえ、荷物に溢れた部屋で、何の意思も希望も知らされないまま、親が亡くなった後の苦労に比べたら、終活をすすめるくらいたやすいことですよ!

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。

 

アラフォー(40代)の就活は何をすれば良いのか?

エンディングサロン 美々庵へようこそ。

終活ナビゲーターのびびあんです。

今回はアラフォーの終活についてご案内いたします。

アラフォー(40代)の就活はブログを書く

数年前、世間では恐らく晩婚と呼ばれる年齢で、わたしは結婚しました。

たまたま縁があってのことで、結婚の決まる二ヶ月前などは、この先ずっと独身のまま過ごすのだろうな、と本気で思っていました。

とは言え、本当に独身のままだったら、こうしてブログを書くことはおろか、40代で終活を自分ごととして考えることなどなかったのではないかと思います。

今回は、特にアラフォー世代に向けて、終活で何をすれば良いかお話します

アラフォー(40代) の就活はとりあえず何をすれば良い?

エンディングノートの書ける部分だけでも書く

エンディングノートの書き方は、下記記事の「エンディングノートに記すこと」をご参照ください。

終活の手始め、エンディングノートとは?遺言書との違い、おすすめなど

葬儀・お墓

延命治療や介護

財産相続

これらの項目は、どのエンディングノートにも設けてあるはずですので、ご自身の要望を書いていきましょう。

例えば、「家のお墓に自分も入れてほしい(家のお墓が存在することを前提で)」「余命宣告を受けたら延命治療はしないでほしい」というように書きます。

お墓の状態がわからない場合は、家のお墓の有無をまず確認しましょう。

時間が経つにつれて、気持ちの変化があったり、要望が具体的になれば、エンディングノートを更新するようにしましょう

書いた内容に法的効力を持たせたい場合は、項目ごとに内容をまとめておき、遺言書を作成する計画を立てます。

生前整理での断捨離

下記の整理から始めましょう。

断捨離のやり方は、下記記事の「生前整理での断捨離はどうやってする?」をご参照ください。

生前整理での断捨離 手順・ポイントなど

クレジットカードの整理

今使用しているカード以外は解約しておきます。

ポイントカードの整理

期限切れ、使っていないものは処分します。

使用しているカードの枚数が多い場合は、スマホのアプリで一括管理するようにしましょう。

デジタルデータの整理

画像・動画

必要最小限まで整理します。

自分の思い出は、自分以外の人にとっては往々にして「重いで・・・(関西弁)」な荷物になるでしょう。

見られて困るものは自動削除ソフトを使いましょう。

自動削除ソフトについては、下記記事の「生前整理での断捨離でデジタルデータはどうするか」をご覧ください。

生前整理での断捨離 手順・ポイントなど

登録中のショッピングサイト・SNS・アプリなど

使っていないものは思い切って退会するか、「○年後までに使わなければ退会する」と期限を決めましょう。

加入している保険・金融商品を見直してみる

客観的に自分の保険・金融商品を見てもらえるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しながら、不要な保険は解約したり、必要に応じ、加入中保険の内容変更(必要なオプションを追加・不要なオプションを削除)します。

例えば、「○年に一度○万円ボーナスを受け取れます」といった商品の場合、毎月の掛け金にボーナス分の積立金額が上乗せされていたりするので、ボーナスの金額を同じ期間で自身で貯金できるのであれば、ボーナスなしで掛け金の安い内容に切り替えたり、別保険に入り直します。

ただ、継続加入の条件で、自分に有利なインセンティヴ(例えば、健康な状態を継続していれば、○年ごとに掛け金を割引)がある場合もあり、加入中保険の掛け金が高いからと解約して、新たな保険に入り直すことが一概に良いとは言えませんので、やはりFPと相談しながら、老後に向けてより良い計画を立てましょう。

金融商品に関しても、FPに相談しながら、「何年後までにいくら貯める」という計画を立てます

計画に基づき、不要な金融商品は解約、加入中の金融商品(ポートフォリオ*)のリバランス・リアロケーション*を行い、適切な資産形成を行っていきます。

*ポートフォリオ → 金融商品1件を100%として、そのうちの株式が何%、国債が何%といった資産配分比率のこと。

*リバランス → 相場変動により上下した資産配分比率を、当初決定した比率に修正すること。

*リアロケーション → 資産配分比率を変更すること。リバランスは当初の比率に戻すのに対し、リアロケーションは比率自体を変更します。

このリバランス・リアロケーションは年に一度見直すのが望ましいです

ご自身保有の金融商品のポートフォリオがわからないという場合は、まずポートフォリオを知ることから始めましょう。

契約時の書類を見返すか、書類が見当たらなければ、契約している金融機関に再発行してもらいましょう。

近年では、様々なバックグラウンドを持ったFPがいます。

FPには資格試験があり、保険・金融商品・不動産などの知識を有する必要がありますが、その中でも元保険屋は保険関係により強く、元証券・銀行マンは金融商品により強い傾向にあります。

ご自身が相談したい分野により詳しいFPに相談することをおすすめします。

まとめ

9月18日、わたしと同年代の山本KID徳郁さんががんで亡くなられました。

正直、老後というのは40代にとってはまだ少し先のこと、終活も余裕を持って行っていけば良い、という気持ちもありましたが、こうして同年代の方の死を目の当たりにすると、残りの人生を大切に生きるためにも、今終活を始めて早すぎることは決してない、と身にしみて感じました。

今回の記事が、アラフォー世代のあなたの終活のきっかけとなりますように。

終活でやることについては、下記記事もご覧ください。

終活でやること! まとめ

記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

別の記事でもお会いできることを楽しみにしております。