寺院へのお布施の内訳は?相場の値段とお布施の渡し方について

僧侶に読経や戒名について感謝を込めて金品を渡すことをお布施と言います。
寺院へのお布施には決まった内訳があり、渡し方にもマナーがあります。
知らない人のために情報をまとめておきますので、相場の値段と一緒に覚えておくと良いでしょう。

寺院へのお布施の内訳ですが、大きく4つに分かれています。
1つ目は読経料で、葬儀の儀式でお経をあげた僧侶に対する謝礼です。
2つ目は戒名料で、故人に付けられた戒名に対する謝礼です。
厳密に言うと読経料と戒名料は菩提寺や仏様に対する謝礼であり、僧侶個人に対して渡すものではありません。

3つ目はお車代で、葬儀会場が菩提寺以外の場所となることがあります。
そのような場合に僧侶に対し、交通費代わりに渡す金額がお車代となります。
4つ目は御膳料で、葬儀終了後には精進落としが行われることが一般的です。
しかしこれに参加しない、もしくは参加できない僧侶もいます。
そのような場合に僧侶に対し、会食費代わりに渡す金額が御膳料となります。

お車代と御膳料は、僧侶個人に対する謝礼となります。
しかしこの2つは必要に応じて包むものです。
そして4つの値段の相場は、それぞれ異なります。

読経料の相場は、3万円から30万円です。
相場に10倍ほどの開きが見られるのには、葬儀の形態やお経の回数によって変動するためです。
戒名料の相場にも開きがあり、15万円から80万円です。
ちなみに戒名にもランクがあり、高い位であれば100万円を超えることも珍しくありません。

お車代は送料の交通費に該当し、相場は5,000円から1万円となります。
ただし菩提寺との付き合いや僧侶が移動した距離の長さを考慮して、1万円よりも高額となる場合もあります。
御膳料は会食費代わりとなり、相場はお車代と同じです。

お布施を渡すときのポイントですが、まず白い無地の封筒に包みます。
封筒の表書きはお布施または御布施と書き、読経料や戒名料といった書き方はしないでください。
包むお金ですが、新札を準備しておくことがマナーとされています。

渡すタイミングは葬儀開始前の挨拶のとき、または葬儀終了後に読経のお礼を伝えるときです。
ただし僧侶の時間的な余裕も考えて、タイミングを見計らいましょう。

僧侶に渡すお布施には深い意味があるのですが、それについてはあまり詳しく知られていないかもしれません。
内訳とその相場、正しい渡し方をマスターして失敗しないようにしましょう。

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