葬儀で利用する寝台車の搬送費用と霊柩車の違いについて解説します

人が病院で亡くなった場合その遺体は自宅に連れて帰るか、葬儀会場まで運び出す必要があります。
葬儀社や搬送業者に依頼して搬送してもらう場合、寝台車というものが必要です。
寝台車の搬送費用はいくらか、そして霊柩車とはどのように違うのか、について解説します。

まず寝台車についてですが、そもそも搬送費用は業者によって独自に設定されています。
そのため安い業者もあれば、高い業者もあります。
一般的には同じ距離をタクシーで移動したときの10倍程度の金額が、寝台車の費用と言われています。

遺体を病院から10キロメートルの場所に搬送した場合、4万円程度が搬送費用の相場となります。
内訳ですが人件費として約2万円、そしてドライアイスなどの消耗品や移動費用にそれぞれ約1万円かかります。
業者ごとに基本料金が異なる場合もあり、相場は1万円から2万円と言われています。

また時間帯によって料金体系が変わる場合もあり、搬送が深夜か早朝になると1万円ほど追加料金が発生するかもしれません。
高層マンションなどの高い部屋まで移動する場合、搬送する業者の負担が大きくなるため費用が高くなる可能性があります。
このように状況に応じて運送費用は変動します。

寝台車と霊柩車の違いですが、その用途にあります。
そもそも寝台車とは、主に病院から遺体を運び出す際に使用する車のことです。
人が病院で亡くなった場合、そこで納棺を行うことは基本的にはありません。
葬儀前に故人を自宅まで連れ帰り、布団などに寝かせたり葬儀会館の安置室へ運ぶという流れが一般的です。
寝台車は遺体を搬送しやすいように、担架やストレッチャーが固定できるように設計されています。

霊柩車は遺体が納められた棺を、葬儀場から火葬場まで運ぶ際に使用する車のことです。
一昔前の霊柩車は後部に神社や寺院の建物や輿などがあり、宮型というスタイルが一般的でした。

現在では宮型霊柩車ではなく、リムジンのようなスタイルの洋型霊柩車が一般的となっています。
洋型霊柩車の方が落ち着いた雰囲気があり、小規模な葬儀にも合うという理由から人気があるようです。
また寝台車と霊柩車の運転には、一般貨物自動車運送事業の許可が必要です。

タクシーの10倍程度の金額が目安となるのですが、具体的にいくらかかるかは業者に相談してチェックした方が早いです。
霊柩車とは用途が違うため、病院から搬送する必要がある際は寝台車の手続きを行ってください。

葬儀費用の平均相場は?