安い棺は故人がかわいそう?棺の種類と費用について徹底解説します

安い棺は故人がかわいそう、という考え方があります。
葬儀のスタイルや死に対する考え方が多様化した影響もあり、明るく楽しい雰囲気を希望する人もいるのです。
故人の希望に合わせた葬儀にするために、棺の種類と費用について解説しましょう。

棺の種類には大きく4つのものがあります。
1つ目は木棺で、その名の通り木材が使用された種類です。
檜やもみなどを天然木材を使用したもの、フラッシュ材などの人工木材を使用したもの、とさらに細かく分けることができます。

2つ目は布張棺で、長方形の棺の周りを布で巻いたものです。
巻くための布のことを布帛を言い、麻や木綿などの素材から作られています。

3つ目はエンバー棺で、アクリル板で中を覆った状態の棺です。
エンバーミング処置を施した遺体専用の棺であり、この棺の中に入れて遺体を長期間保管するのです。

4つ目はエコ棺で、その名の通りエコロジー意識から誕生した棺です。
エコ棺の原材料は、間伐材や段ボールなどです。
費用がかからず環境問題への配慮という簡単から、近年エコ棺の人気が高まっています。

以上の4つの種類がメジャーと言われており、費用の相場にも差が見られます。

木棺の費用の相場は、4万円から100万円以上となります。
使用された木材の品質が良く完成度も高いものは、100万円以上となる場合もあるのです。

布張棺の費用の相場は、1万円から30万円となります。
木棺と比較すると安いですが、布によって棺をデザインできるため30万円を超える場合もあります。
費用をかけてデザインにこだわる人もいるため、安い棺とは言い切れません。

エンバー棺の費用の相場は、10万円から30万円となります。
布張棺の費用と同じくらいか、少し高くなる可能性があります。

エコ棺の費用は、5万円から20万円となります。
相場を見ると4つの種類の中で最も安いため、費用をかけたくない人から選ばれています。

またこれらの費用の相場ですが、絶対ではありません。
棺の大きさや形状、その他デザインによって費用が変動するためです。
故人の宗派は葬儀を行う地域の風習などによっても、棺の特徴が変わるかもしれません。
それらを踏まえたうえで、参考にしてみてください。

棺にかかる費用に関しては安いものを否定する人もいますが、高ければ良いというわけでもありません。
種類やデザインなども含めて故人の希望を尊重し、必要な費用をかけて素晴らしい葬儀にすることが重要ではないでしょうか。

葬儀費用の平均相場は?